私は自称「陰キャ」です。他人から見ても陰キャなのは間違いないと思います。
「陰キャ(いんキャ)」は、いわゆる「陰気なキャラクター(陰気な性格の人)」の略。言動や雰囲気が陰気・陰湿・暗い・後ろ向きな人。周りの人の気持ちを暗くさせるような人、コミュニケーション能力のない人、社会性の乏しい人という意味を込めて使われる場合もある。
weblio辞書より
そんな陰キャな私ですが、仕事の付き合いでキャバクラやスナックのようなお店に行く機会が稀にあります。
仕事上男性ばかりの業界の場合、必然的に2次会等はそういった女性のいるお店に行く機会が多くなります。
陰キャにとってはキャバクラって苦い体験であることが多いです。
かといって行くのを断ってばかりいれば「ノリが悪い」と思われ、仕事に支障が出ないとも限りません。
そんな悩みを持つ陰キャ男性にとってのキャバクラやスナックとの付き合い方を考えていきたいと思います。
陰キャがキャバクラを苦痛に感じる理由
ここからは陰キャにとって何故キャバクラやスナックといった場所を苦痛に感じることが多いかということを書いていきたいと思います。
キャバクラがつまらないなんて意味が分からないという「陽キャ」の方にも是非参考にしてみていただきたいです。
1.初対面の女性と何を話せば良いかわからない
陰キャがキャバクラを苦痛だと感じる理由の1つ目として、
初対面の女性と話すこと自体が苦手
ということが挙げられます。
キャバクラは店の込み具合やその時々の女性の人数にもよると思うのですが、
- 女性が客それぞれにマンツーマンでついてくれる場合
- 男性客数人に対して少ない人数の女性が対応する場合
の2パターンがあります。(あくまで私の少ない経験からです)
私のような陰キャにとってはどちらも辛いことには違いありませんが、
女性がマンツーマンでついてくれる場合の方が苦痛度合いは高くなります。
何故かと言いますと、男性客に対して女性が少ないのであれば少なくとも男性数人と女性という輪が生まれるので、陰キャである自分が話さなくても場は盛り上がって進んでいきます。自分以外のところで盛り上がっていてもそれはそれで良しです。
ですがマンツーマンで女性に隣につかれてしまうと、文字通り1対1で初対面の女性と話さなくてはなりません。
一緒に来店した仲間の男性陣もそれぞれ女性と2人で話している為、助け舟をどこにも出せない!
陰キャの男性にとって初対面の女性とマンツーマンで話してどう盛り上げれば良いのかがわかりません。
一生懸命話をしても相手の女性は苦笑いでつまらなそう。
陰キャにとっては高いお金を払って何でこんな思いをしなければならないのかという気持ちになるのです。
2.キャバクラに行くメリットを感じない
仮に接待等でキャバクラに行く場合には自分にとってのメリット等を言っている場合でなく、お客さんが楽しんでくれればそれで目標は達成です。
仲間内で飲み会の2次会とかでキャバクラに行く場合はどうでしょうか?
陰キャは基本的にコミュニケーションが苦手であり好きではないので気の知れた仲間内での飲み会は楽しいと感じても、わざわざ2軒目・3軒目で完全に場違いな場所で知らない女性が沢山いるお店に行くのは気後れしてしまいます。
本当だったら、そのまま仲間内だけで2軒目・3軒目行きたいというのが本音です。そもそも不慣れなので入店するだけで緊張するし若干ストレスを感じます。
その他にもその場限りの関係性とわかっている女性と話をしなければならない事にもメリットを感じることができません。
陽キャの方であればその場で盛り上がりお店の女性の方とも仲良くなれるし楽しいかもしれませんが、陰キャにとっては1度きりの会話では表面上のお話ばかりになりがちになってしまいます。
3.キャバクラのお店の女性と価値観が合わない
そもそも陰キャ男性は異性とコミュニケーションをとるのが不得意な場合が多いです。
とはいえ一般社会で親しくなった女性とは普通にコミュニケーションをとれるケースも多いです。
あくまでも、個人の体験と認識により書かせていただいておりますのでご了承ください。
普段来るような男性客と陰キャではタイプが異なるから
ではキャバクラに良く来る男性とはどのようなタイプでしょうか。
- 頻繁に外に飲みに出歩くような社交性のあるタイプ
- 接待などに慣れている営業や接待される社会的ステータスのあるタイプ
- 単純に店のキャバ嬢に惚れ込んで通っているタイプ
どれにも当てはまらない陰キャ男性の場合は、キャバ嬢の方も普段と違ってどう接すれば良いのかわからずに戸惑ってしまいます。
キャバ嬢をやっている女性は陽キャが多いから
キャバクラというお店で働く女性は男性客から「楽しい・また来たい」と思われる必要があります。
見た目に気を使い、お店の雰囲気に合うようなきらびやかな衣装をまとっています。
更には会話でもお客さんに楽しんでもらうようにとコミュニケーション能力が高い方が多いです。
これはあくまで私の個人的主観ですがそのような女性は学生時代もクラスでの中心的グループに位置している可能性が高く、陰キャ人生を歩んできた男性とは価値観が食い違う結果となってしまうことが考えられます。
陰キャ男性がキャバ嬢に話すことがない
陰キャ男性は趣味嗜好が一般的なものと離れている場合が多いです。
- キャバ嬢の興味を惹くような話題を持ち合わせていない
- 自身の自慢話も出来るものが少ない(そもそも自慢しない)
- 自分の話をしても相手はつまらないだろうと思ってしまう
このように自尊心が低めな陰キャ男性にとってキャバ嬢と話すのは比較的ハードルが高めであることがわかります。
陰キャがキャバクラに行く場合どのように過ごすのが、正解?
ここまで読んでいただければお分かりになるように、陰キャにとってキャバクラというお店を楽しむのはなかなかハードルが高いです。
それでも付き合い等で好きでもないキャバクラに行く場合にはどの様に立ち振る舞うのが正解なのでしょうか。
キャバ嬢の話を聞くことに徹する
どうでも良いと思っているキャバ嬢相手にわざわざ自分の話をするのが億劫だと感じている場合には、人生経験だと思いキャバ嬢の話を聞くことに徹するのも1つの手かなと思います。
ただし、女性によってはあまりプライベートなことを聞かれると嫌がる場合もあるので注意しましょう。
一緒に来店している仲間を持ち上げる形で輪に入る
どうしても隣についてくれたキャバ嬢と1対1で話すのがきつい場合には、一緒にお店に来た仲間をヨイショする形で話に入っていくのも1つの手です。
ただしその人についている女性からも自分についてくれた女性からも、うっとおしがられてしまう場合があるので注意は必要です。
いい感じで盛り上がっている2人のところへ、大して盛り上げられない「陰キャ」が割り込んでいくのは嫌がられるだけなのでやめましょう。
一般的にはキャバクラ店はお店のキャバ嬢が「接待」してくれたり、お気に入りのキャバ嬢との「疑似恋愛」を楽しむためにあります。
自分と価値観の近いキャバ嬢を見つける
結局のところ陰キャがキャバクラという場所を心から楽しむことはできないのでしょうか?
いいえ、自分に合ったお気に入りのキャバ嬢を見つければ楽しめると言えます。
キャバクラに行くと一見冴えなそうな男性客が1人で来ているのを見かけたことがあるかもしれません。
自分にとってお気に入りのキャバ嬢が出来てしまった陰キャは、キャバ嬢に半分恋をしてしまい1人でも通ったりしてしまうようになります。
男性客の相手を豊富にしてきた経験のあるキャバ嬢にとっては陰キャ男性客を落とすのなど容易いのかもしれません。
キャバクラは、たまに行くのは良いかもしれませんが頻繁に行くと見る見るうちにお金を使うことになってしまいます。
嬢に会いたいからと貯金を崩してまで通うことになってしまわないようにキャバ嬢にハマるのは危険です。
キャバクラにハマるのは要注意です。
まとめ
この記事では付き合いで行ったとしても陰キャがつまらないと感じてしまうことの多い場所であるキャバクラについてでした。
高いお金を払ってまで、なぜ知らない女の人と話さなければならないのか?
何を話せば良いかわからない等と思ってしまいます。
解決策としては、
- キャバ嬢に話をしてもらうように持っていく(話を聞く役になる)
- 一緒に来店した仲間の輪に入る
- 価値観の合うキャバ嬢を見つける
というような形が良いかと思います。
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結局はキャバ嬢とその場で盛り上がれるようなコミュニケーション能力があればよいのですが、それがなかなか難しい・・・
今回はこの辺で失礼いたします。