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【ギャンブル依存症】病気だから本人は悪くないの!?

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最近では多くの人に認知されるようになった「依存症」という言葉。ここ数年で広く知れ渡ったと実感しています。

世間一般の依存症と縁が無い人からすると自業自得と感じる方が多いと思います。

水原一平氏(野球選手の大谷翔平選手の元通訳)の例

2024年春に発覚し世間を大騒がせさせた、水原一平通訳の違法賭博事件。

長年通訳をしていたメジャーリーガーの大谷翔平選手とは常に行動を共にし、パートナーのような関係だと世間では見られていただけに、数十億円ものお金を大谷選手の口座から違法賭博業者に送金していたことは大きな話題となりました。

この水原氏の件で、水原氏は発覚するまでは世間から好意的な印象で捉えられていましたが、発覚すると同時に手のひら返しをされ大変なバッシングを浴びてしまうということとなりました。

それだけ悪いことをしたのだから仕方ないと言われてしまえば正論で、反論の余地もありません。

今回この記事ではギャンブル依存症をメインとして扱わせていただきますが、

  • 依存症というのは病気なのかどうか?
  • 病気だからやってしまうのは仕方ないのか?
  • 依存症を治療するのはできないのか?

という点を主題として、ギャンブル依存症の当事者である私が、調べたことや見聞きしてきた体験をもとに考えていきたいと思います。

依存症は病気なのか?本人のだらしなさなのか?

依存症になってしまうのは病気だから仕方がないことなのでしょうか?

それとも本人の意思の弱さやだらしなさや甘えというのが原因となってくるのでしょうか?

依存症になってしまう仕組み

依存症というのは、やめたくてもやめられない状態のことであります。

簡単に言うと依存症は脳の中に通常の人とは異なる回路ができてしまっている状態のことです。

ごほうび(報酬)を求める回路が一度出来上がってしまうことにより、脳が「もっと欲しい・もっと欲しい」と枯渇して、自分自身の意思では量や回数をコントロールできなくなってしまいます。

詳しくはこちらの記事も参照お願いいたします。

一度このような状態に脳がなってしまうと、元に戻ることは無いといわれています。

ただし、治らないとは言えど「回復」していくことはできるようです。

本人の意思で依存症を克服できるか?

ギャンブル依存症になり、多額の借金を作ってしまったとしましょう。

それを家族などの身近な人に打ち明け、「もう2度とやりません」というような約束をします。

さてここでギャンブル依存症はキッパリとギャンブルから足を洗い、断ち切ることができるでしょうか?

恐らく半分以上は再びギャンブルに手を出し、借金を作ることになります。

ギャンブル依存症になってしまっている人は重症か軽度かにもよりますが、

  • もうギャンブルはこりごりだ
  • 絶対にやめるぞ

というように痛い目を見て、コテンパンにされて「ギャンブルをやめる決意」を固めたとしても、ギャンブル依存症になってしまった脳は、そんな決意では克服できません。

ギャンブル依存症が失敗を繰り返すのは何故?

何故ギャンブル依存症は、借金等の苦しい思いをし続けて、家族に打ち明けるなり、バレるなどして

「今後どうやってお金を返済していくか」

「もうギャンブルは絶対にやめる」

というような前向きな話し合いをしたとしても、それをいとも簡単に破り、家族を再び裏切り、より悪い状況に陥ってしまうのでしょうか。

それは、「依存症だから」・「病気だから」に他なりません。

ある条件が揃うと依存症の脳は再び、ギャンブルに手を出してしまいます。

しばらくの間やめ続けていても再びギャンブルが再発してしまうことを「スリップ」と言います。

再びギャンブルをしてしまう理由

ギャンブル依存症は何故このスリップを引き起こし、再びギャンブルの沼に陥ってしまうのでしょうか。

①油断  しばらくギャンブルをやめ続けることができていると、「もう依存症が治った」から少しぐらい大丈夫だろうとギャンブルをやめてしまい、元のギャンブル中毒状態に戻ってしまう。

②お金の余裕   もう絶対にギャンブルをやめると決めた時は金銭的にもひどい状況に陥っていることが多く、ギャンブルが物理的にできない事は多いと思います。お金に余裕が出来てくると「ちょっとだけ遊ぶか」といってやり始め、熱くなって再びやめられなくなるパターン。

③刺激   以前ギャンブルをやっていた場所の前を通りかかったり、同様のシチュエーションによって脳が強烈に刺激され、フラッシュバックのような形で自分で自分をコントロールできなくなりやってしまう。

これらのように、ギャンブル依存症はどんなに固い決心をしたとしても、ささいなきっかけで再びギャンブルをしてしまうケースはとても多いです。

依存症の本人は悪くない?できる解決策とは?

ギャンブル依存症は病気だから仕方ない?

ではギャンブル依存症は病気であり治すことができない為に、失敗を何度も繰り返しても本人の力ではどうすることもできずに仕方のないことなのでしょうか。

事実、私自身が何度やめようと思っても、家族の前で「やめる」と誓っても再発してしまい失敗を繰り返しそのたびに、迷惑をかけ失望させていました。

依存症が脳の病気というのは現在の一般的な認識だと思います。

ですがそもそも依存症という言葉自体は20年前など一般的なものではありませんでしたし、最近騒がれるようになった言葉です。

脳の病気だとは言っても、さすがのギャンブル依存症だって四六時中ギャンブルのことを考えて苦しんでいるわけではありません。

心(精神面)と密接につながってくくるのです。

ここは一般的な病気と明らかに異なってくるところです。

例えば骨折したときに心(精神面)など関係なく、「痛いものは痛い」ですね・・・

自分自身の心(精神面)のもって生き方によって、ギャンブル依存症は回復する可能性のある病気です。

実際に重度のギャンブル依存症で苦しんでいた方でも10年・20年とギャンブルをしない生活を送られている方々は多く存在します。

ただし、方法を間違うと失敗につながるので、気を付けてください。

私はここを間違えたが為に何度も失敗しました。

ギャンブル依存の回復のためにとるべき行動

ギャンブルによる失敗を繰り返してしまうと、本人は自暴自棄になったり、自分自身への怒り、そして自分を責めて更にギャンブルに逃げていくという行動をとってしまいます。

ギャンブル依存症からの回復の為には方法があり、意思の力だけに頼るのは再発のリスクが高く非常に難しいです。

タバコを止めたい人が意思の力だけでは難しく、禁煙外来や禁煙グッズなどを活用するようにサポートをうまく使いながらやめていく必要があります。

具体的には自助グループ(GA)への参加や、金銭管理を他人に任せることなどがあります。

また借金を再びできないようにする方法として貸付自粛制度などの方法があります。

※詳細はこちらの記事もご参照ください↓

まとめ

今回の記事では

  • ギャンブル依存症というのは病気なのか?
  • 病気だとしたら本人は悪くないのか?
  • ギャンブル依存症を克服していく方法の紹介

ということに重点を置いた記事となりました。

結論
  • ギャンブル依存症は脳の病気である。
  • ギャンブル依存になってしまったのは本人の責任である。
  • 病気だから仕方がないとは言わず、本人が自覚し、回復していく必要がある。

当ブログでは他にも依存症についてまとめた記事をアップしていきますのでよろしければ参考にしていただければと思います。