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バ畜って何?バ畜の基準とは?

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バ畜という言葉をご存じでしょうか?

最近ネットニュースなどで目にする機会も多いかと思います。

バ畜という言葉は近年、特に若者の間で使われるようになっている言葉です。

アルバイトに使う時間がスケジュールの中で比率が多くなり、学業や他の活動に使う時間がなかなか取れない学生や、低賃金でアルバイトで長時間労働で生計をたてているフリーターなどが、自分で自嘲(じちょう)して言ったり、周りの人が冗談で使うパターンが多いです。

この記事でわかること

・「バ畜」とは何なのか?「バ畜」の基準とは?

・バ畜を続けるとどうなるのか?何が問題か?

・バ畜にならない為には?バ畜から抜け出す方法

バ畜とは?どういう基準でバ畜というのか?

バ畜という言葉の由来

「バ畜」という言葉はどこから来たのでしょうか。

家畜 ⇒ 社畜 ⇒ バ畜

元々は社畜という言葉が先に生まれました。

社畜というのは、

家畜:人間に利用される目的で人間の支配のもと飼いならされた動物

これをもじって

社畜:会社の都合の良いように飼いならされ、会社の言いなりとなって長時間労働や休日出勤も厭わない会社員。

この社畜が更に発展して最近では「バ畜」という言葉まで生まれてしまいました。

バ畜:アルバイト先で飼いならされ、長時間労働や低賃金での労働を余儀なくされている状態の人。

バ畜という存在は何故生まれるようになってしまったか?

これには雇用する側(企業)と雇用される側(アルバイト)の両方の側面において、この10年ほどで状況が変化しているということが考えられます。

雇用する側(企業)を取り巻く状況

1.慢性的な人手不足

2.人件費の削減

まず、企業側としては、多くの会社で慢性的な人手不足に悩んでいるという事が挙げられます。

また、昔は正社員が行っていたような業務内容も現在では比較的に人件費の抑えられるアルバイトでできるだけまかないたいという思惑があります。

人手不足に関しては、少子高齢化により若手のアルバイト形態で働く人の絶対的な数が以前に比べ年々減少しています。

業界ごとに人手不足の業界ははっきりと分かれていて、飲食業や接客業・サービス業などは深刻です。

数少ないアルバイト人材に多くの時間を働いてもらわなければならなくなり、結果的に長時間労働が生じます。

それならば時給を上げたりすれば、より多くのアルバイトを集められるのでは?

このような疑問が出てきますが、

アルバイトの時給単価を上げる = 利益が少なくなる

利益を維持したい = お客さんに対する値上げ

となってしまう為、お客さんに対する値上げを躊躇(ちゅうちょ)してしまうとなかなかアルバイトの時給単価を上げるという事に踏み込みづらいこともあります。

雇用される側(アルバイト)を取り巻く状況

1.学生は親からの援助が昔より少ない

2.生活費や交際費の為に多くの時間働く必要がある

ここでは学生とアルバイトの関係について調べてみました。

学生の場合、人にもよりますが学費と生活費の問題があります。

学費を親に出してもらっている場合や奨学金を利用している場合、実家から通っている場合、1人暮らしをしている場合など、それぞれの状況によってアルバイトで稼がなければならないお金は変わってきます。

学費・家賃・物価は上昇し、世帯年収はほぼ横ばいが続く

私立大学新入生の家計負担調査2022/東京私大教連の調査を見てみましょう。

首都圏の私立大に通う1人暮らしの新入生に対する調査です。

首都圏の私立大に通う1人暮らしの新入生を持つ家庭の世帯の年収

世帯の税込み年収の推移です。

1993年がピークでそこから2012年が底になります。

そこから次第に上昇傾向になりつつあります。

世帯年収は全世帯で見ると横ばいですが、こちらのグラフは首都圏の私立大に通い1人暮らしをしている学生なので、平均より高いです。

また、子のいる世帯だけで見ても全世帯に比べ年々上昇の傾向になります。

とはいえ、税金額や社会保険料も年々上昇しているため、手取りベースでいえばそこまで変わらないとも考えられます。

仕送り額と毎月の家賃の推移

毎月の仕送り額と家賃の推移です。

仕送り額の平均もピーク時は125,000円だったものが年々減少し、現在は85,000円程度と4万円ほど少なくなっています。

反対に家賃の額は横ばいまたは微増傾向にあります。

1か月あたりの仕送りから家賃を引いた額の推移

仕送り額から家賃を引いた額を見ますと21,300円となり、1日の生活費として残るのは710円となります。

実際にはここから光熱費なども引くことになるとほとんど手元には残らないと思われます。

結論として学生のほとんどはアルバイトをせざるを得ない状況になっていることがわかります。

バ畜の基準とは?

1.バイトが優先になっている

バイトのシフトをはじめに入れてから、他の予定を入れる。

そうなるとバイトのシフト軸で生活していることになり、他の活動や休暇が後回しとなっている状態となり「バ畜」と言えるかもしれません。

2.学業とアルバイトでスケジュールが埋まっている

学業とバイトのシフトでスケジュールがパンパンになっている状態も「バ畜」に陥っていると言っても良いかもしれません。

平日は朝から夕方まで学校に行き、夜は週に3~4回バイトをし、土日もバイトを入れる。こうなっていると、せっかくの学生という自由な時期なのに自由はほぼ無く、時間に束縛されてしまっています。

3.バイトが原因で体調不良や睡眠不足になっている

長時間労働や連勤が重なり、疲れが原因で体調不良になったり、睡眠時間がまともに取れないほどに働いてれば、「バ畜」の働き方になってしまっていると言えるでしょう。

4.バイト先に問題がある

アルバイト先に問題があるという理由で「バ畜」になってしまう場合もあります。

  • 人手が足りない為に長時間労働や希望以上のシフトを入れられる
  • 休憩時間もろくにとらせてもらえない
  • アルバイトなのに重い責任の仕事を任せられ、失敗すると厳しく非難される

など、勤務先の都合により「バ畜」になる事もあります。

バ畜を続けるとどのような問題があるか

本来やるべきことや勉強がおろそかになる

バイトの予定ばかりを入れることにより、自分が今やるべき活動や勉強の時間がとれなくなってしまい、問題が起こることがあります。

私の体験談その1

私は大学生時代に生活費を稼ぐべく、平日も深夜のアルバイトをしていました。朝まで働くので、次の日講義があっても寝坊してしまうことが多く単位を落とし、結局留年してしまい更に学費がかかってしまうという経験をしました。まさに本末転倒です。

将来やりたい夢や目標が達成できなくなる!?

上の本来やるべきことや勉強がおろそかになるからつながってくることですが、努力や勉強する時間などをアルバイトをして時間を売ってしまう為に、本当に自分のやりたい仕事や目標に向けての積み重ねがおろそかになってしまうという点があります。

若いころの時間は戻ってこない。大切に!

私の体験談その2

目標としていた職業がありましたが、勉強をそっちのけでバイトばかりしており、積み重ねてこなかったが故に必要な知識など身についていませんでした。運よく希望の仕事に一度は就職が決まりましたが、上に書いたように留年してしまい内定取り消し。結局は違う職業に就職することになりました。

バ畜にならない、抜け出す方法

さて、ここまでバ畜についてみてきました。

それでは、バ畜にならない為の予防及びバ畜になってしまった時の対処法についてご紹介させていただきたいと思います。

アルバイト先の責任者や店長などに相談する

まずは今働いているアルバイトの職場先の責任者やシフトを組んでいる方などに相談してみるのが良いでしょう。

学業をしっかりしたいことやや勉強したいことがあるという事を伝えたり、将来の仕事の為の準備(就職活動)等を理由に相談すれば、理解を得てもらえる可能性は高いです。

アルバイトの責任者の方など、採用に困っていらっしゃる企業さんはその分、スキマバイトアプリ等を利用して募集することも最近では可能になってきていますので、そちらもおススメです。

自分で働く時間を調整できる仕事をする

自分で働く時間を調整できる仕事を選択するのも手です。

現在はスマホがあればスキマ時間を使って色々と仕事が出来ます。

自分で働く時間を決められたり、思い立った日に稼げたりするので使ってみるのも良いでしょう。

Uber Eatsのデリバリーは、ちょこっとしたスキマ時間でも配達できますし、急用が入った時も自分でその日はやめたりとコントロールもできるのでおススメです。

まとめ

今回はバ畜についてまとめてきました。

  • 「バ畜」という言葉自体は会社の為に自分を犠牲にして働く「社畜」をもじって出来た。若者を中心に社畜と比較して使われるようになった。
  • バ畜の存在は人手不足と社会全体の世帯収入の低下が原因だと考えられる。
  • バ畜状態を続けると学業がおろそかになったり、将来へも影響を及ぼす可能性がある。

若いときの時間は、後になって後悔しても考えてもお金では買うことは出来ません。

バイト漬けで目先のお金を追ってしまった結果、将来の仕事で本当は得られるはずの大きなお金をつかむチャンスを逃してしまう可能性も有るので、改めて良く考えてみるのも良いのではないでしょうか。